WORKS

PATISSERIE CUBE

ケーキ屋

このPATISSERIE CUBEは、名古屋市の郊外で5年目を迎える店舗の全面改装でした。
クライアントからは、今までのクラシックな店内イメージを一新した「ポップ&ロック」な派手な空間にしたいという、既存店のイメージと180度変わる要望でした。今回の改装を行う大きな目的のひとつに、チョコレートコーティングを施したクッキーという新たな主力商品をメイン販売していきたいという事がありました。「ポップ&ロック」というイメージでその商品を表現するには、もうひとつ何かが欲しいと感じ、商品を連想させるための仕掛けとして、店内にシンボリックな列柱を設け、3種類のチョコレート色をコーティングし、ファンタジー要素を組込みました。そして、ポップ&ロック感の演出には、壁面にツヤ消しのクリスマスボールや、ガラスクリスタルで賑やかさを演出し、床面にはカラフルなリボンをイメージしたラインを施しました。そして什器の腰には金色に輝く凹凸のあるパネルを施し、ギラギラとしたロックな雰囲気を表現しました。ファンタジー&ポップ&ロック、それぞれが突出することなく、バランスよく表現することが出来たことで、既存商品、新商品をしっかりと引き立ててくれる新しいPATISSERIE CUBEが産まれたのではないかと思います。

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