WORKS

九州小町 大曽根店

博多料理居酒屋

名駅に続き2件目となる今回の設計は、江戸時代の遊郭をモチーフに空間構成を行いました。大曽根という少し郊外的要素のある立地を考慮し、遊郭の入り口を思わせる連続したグラデーションの柱、桜吹雪アートを施し、より明確なアイキャッチ効果を狙いました。 店内では遊郭を現代風に解釈し、きらびやかな赤や、ピンク、メタリック素材で空間を構成し、随所に桜吹雪を表現しました。 カウンター上のガラス球の仕掛けは、近づくとガラス球にちいさな桜の花が写りこむ様に、距離、大きさを計算し空間に組み込みました。VIP ROOMには、乱反射する壁紙に、一つ一つ手書きで、桜の花びらをアートペイントし、奥の座敷席には、赤アクリルをパターン貼りし、その背面に特殊ミラーを仕込み炎を表し、その上部ミラー面には、クリスタルのピンク、赤を使用し、炎の中で光り輝く桜吹雪を表現しました。 これらの空間演出により、いままでになかった現代風遊郭的なエロチシズム空間が、大曽根というエリアに新たに誕生したのではないかと思います。

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